PCエンジン&PC-FXパーフェクトカタログ (G-MOOK)
さ**も
名機PCエンジンと迷機PC-FXが駆け抜けた軌跡
相変わらず誤植は多少なりとありますし(アーリーセガに比べれば他愛ないレベルですが)、ゲーム画像の中にはエミュレーターのものが含まれており(画像が正常でない)苦笑せざるを得ません。また、コズミックファンタジー4 激闘編 はパッケージが前作のものです。ハッキリ言って資料性の面ではPCエンジン コンプリートガイドの方が優秀です。このシリーズの見どころはやっぱりハード解説でしょう。ここがなければこの本でなければならない理由はほとんどありません。ハード解説とPC-FXに関心がある方におすすめでしょう。・余談PCエンジンは元々、採算度外視の道楽から作られたカスタムチップを活かしたいハドソンとCD-ROMを普及させたいNECとの思惑が上手く合致して生まれたハードで、PCエンジン発売から1年後のメガドライブ、3年後のスーパーファミコンとも張り合い続けれたのは、この破格のカスタムチップがあればこそでしょう。転じてPC-FXは迷いと妥協の産物だなと感じさせます。PC-FXは動画再生だけに特化するという、今になって思えば迷走にも程がある仕様でした。しかし、セガのサターンもまた元々PC-FXと同じように2Dに特化した仕様でしたがギリギリの所で3DCGをサポートする事を決めました。結果的に3D性能は高くはないにも関わらず、サターンの主力タイトルは3DCGのものばかりでしたが、どうしてもプレステ、N64に見劣りしてしまいました。N64は3DCGに特化したハードでしたが、ROMカセットに固執して光メディアを見送ってしまい、価格と容量でプレステ、サターンに対して不利になりました。当時の次世代機でプレステ以外のハードは時代の潮流を読み切れていなかったように思います。そして、いくらPCエンジンのグラフィック系のチップが87年の時点では破格の代物だったにせよ、94年のPC-FXに集積化もせず2個搭載するというのは見るに堪えません。元々は3DCGをサポートしたTETSUJINというカスタムチップが予定されていたのですが、それが暗礁に乗り上がってしまった結果なのかも知れませんが、だからといってねぇ…。ハドソンが自社のカスタムチップに固執した事がPCエンジンではプラスに出て、PC-FXでは大きなマイナスになった事は間違いなさそうです。まぁそんな名機PCエンジンと迷機PC-FXが駆け抜けた歴史をこのカタログ本を読んで思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。
椎**真
相変わらずのクオリティ
同業の主婦の友版と比べ相変わらず画像が少ない上に誤字や漏れまみれ…褒められる点としてPC-FXを含む点とハードについて掘り下げているところくらいその情報も間違いがあるしなんとも言えないが…前田さん安定のふざけたクオリティまえがきから当たり前のように誤字が出てきて思わず笑えたので星1から2へ
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1 month ago
1 day ago